10 月 25 日(金)~26 日(土)の 2 日間に渡り,視聴覚教育総合全国大会/放送教育研究
会全国大会の合同大会が旭川で開催されました。
◆視聴覚研究会全国大会(1日目)
1 日目は,各学校で行われた公開授業を参観しました。旭川市立陵雲小学校では,「総合的な学習の時間」における自分たちの街づくりをテーマにした授業を参観しました。
町の人たちへインタビューしている姿を動画撮影し,Wi-Fi カードリーダーから読み込んだり,各グループの動画を視聴したりしながら相互交流を行うというものでした。
旭川市立旭川中学校では,美術の授業を参観しました。「想像美術館」というタイトルで,鑑賞の授業でした。150もの美術作品のデジタルデータから,テーマに基づいて作品を分類・抽出し,ひとつのテーマのグループから作品をさらに10に絞り,仮想の美術館を作ろうというものでした。生徒は3人一組のグループとなり,iPadを使って作品の絞り込みとテーマについての話し合いを意欲的に行っていました。
◆視聴覚研究会全国大会(2日目)
2日目は,会場を旭川市大雪クリスタルホールに移し,団体別研究に参加しました。『校務の情報化の推進~校内LANの活用と課題~』では,東京都杉並区立松庵小学校の曽木誠氏の提言と,指導講師に鳴門教育大学大学院の藤村裕一氏を迎え,校内LAN及び校務情報化システムの導入における問題点と注意点について,興味深い話を聞くことができました。
視聴覚教材・教具展示のブースもさすが全国大会だけあって,開発中の教材(12月発売予定)などもあり、華やかでした。
今年の視聴覚機器は,『電子黒板・情報ボード』と『実物投影機(書架カメラ)』が主で,そのどれもがタブレット端末への対応しており,「タブレット端末への対応を考えていなければ最新機器とはいえない」という意志がひしひしと感じられました。タブレット端末は,その機種によって様々なOSが混在するため,最新機器は『マルチOS』が基本となっているようです。
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