2021年1月17日日曜日

冬期講習会「プログラミング教育」講座を開催しました!

  1月16日,函館市立駒場小学校を会場として,冬期講習会を開催いたしました。今回は,コロナ禍のため,感染対策を徹底しながら,参加人数を制限させていただいた上で,午前のみの開催となりました。
   今度から必修化となった小学校でのプログラミング教育ですが,概論から基礎・応用までの幅広い内容を凝縮させての3時間となりました。講座の中では,はこだてみらい館の依田様にもご参加いただき,aiboを使ったビジュアルプログラミングについて紹介していただいたり,函館市教育委員会様からお借りしたKOOVを使ってのプログラミング体験などを行いました。
   また,GIGAスクール構想による1人1台端末の活用に向けて,それぞれの地域での取組や進捗状況などについても交流を行いました。足元の悪い中,七飯町や八雲町からもご参加いただきありがとうございました

「KOOV」の組み立て中











   1人1台端末の活用やプログラミング教育の充実など,課題はたくさんありますが,道南の情報教育が盛り上がる1年にしていきたいと思います!今年もよろしくお願いします!


2020年12月12日土曜日

《令和2年度 冬期実技講習会のご案内》

   今年度より必修化となったプログラミング教育!
   皆さんの学校では,計画的にプログラミング学習を進めていますか?GIGAスクール構想による1人1台端末が整備されようとする中,プログラミング教育を含めた情報活用能力の育成やICT活用への注目が高まっています!
   プログラミング学習について,「何をどのように教えればいいの?」という方,必見です!!Scratchやmicro:bitなどを使った実践例を中心に,まとめてご紹介いたします!
    
小学校「プログラミング教育」講座【定員10名】  参加無料! 

日   時 : 令和3年1月16日(土) 9:00~12:00(受付8:45~)
場   所 : 函館市立駒場小学校(TEL:0138-52-2364
講   師 : 馬場    一徳(函館市立弥生小学校 教諭)
内   容 : 小学校「プログラミング教育」の概要
                 Scratchやmicro:bitを使った実践事例の紹介 など

【その他】
  ・会場へは,上履きをご持参ください。
  ・希望される方は,オンライン(Zoom)での視聴参加も可能です。
  ・新型コロナウイルスの感染状況により,開催日時が中止・変更となる場合があります。
  ・参加の際は,マスク着用の上,感染拡大防止にご協力をお願いいたします。
  ・参加者数が上限に達した場合は,お申し込みをお断りさせていただきます。

参加申込はこちら

【駐車場案内図】 ※校舎北側の脇道からお入りください。
© OpenStreetMap contributors

2020年11月23日月曜日

GIGAスクール構想の使用端末OS

  GIGAスクール構想の実現に向けて,各自治体では通信環境や端末整備を急ピッチで進めているところだと思います。八雲町のブログを見ると苦労がしのばれます…。
  さて,GIGAスクール構想の標準仕様書では,Microsoft Windows,Google Chrome OS,iPad OSの3種類が提示されていますが,函館市では「NEC Chromebook Y2」が導入されることとなりました。端末が違うと使用感が異なるので苦労することもあるのですが,道南の各自治体で採用した端末をOS別にまとめてみました。
赤字渡島地方青字檜山地方の自治体です。
【Windows】
北斗市鹿部町江差町(中学校),上ノ国町乙部町奥尻町厚沢部町(小5~中3),せたな町

【Chrome OS】
函館市七飯町八雲町長万部町今金町

【iPad OS】
松前町福島町知内町木古内町森町江差町(小学校),厚沢部町(小1~小4)

  こうやってみると,結構ばらつきがありますね…。渡島地方では,北部方面がChrome OS,西部方面でiPad OSを採用している自治体が多いようです。檜山地方では,Windowsを採用した自治体が多いようですが,学年によって端末OSを変えるところもあるようです。
  使用端末も決まったことですし,活用方法について検討していかなければなりませんね!
【追記】GIGA端末OS一覧(2021/1/17)


2020年8月12日水曜日

Teachable Machine【音声認識編】

   前回は,「Teachable Machine」を使った画像認識を紹介しました。今回は,音声認識によってライトのON/OFFを切り替えるプログラムを作ってみました。「つけて」でON,「消して」でOFFとなります。おまけで,micro:bitのLEDも連動するようにしてみました。


   音声の機械学習の手順は,画像の機械学習の流れとほとんど同じです。まず,Teachable Machineのプロジェクト選択ページで「音声プロジェクト」を選択します。画像の機械学習と同様に,音声データも「マイク」ボタンを押して,その場でサンプルを収集することができます(下記の赤い数字の順番に作業を進めていきます)。


1.「バックグラウンド ノイズ」の録音

   はじめに,「20秒以上のバックグラウンド ノイズ」を録音します。特殊な環境下でなければ,「マイク」ボタンを押して,何もしゃべらずに20秒間録音すればよいと思います。「20秒間録画する」ボタンを押し録音が終わったら,「サンプルを抽出」ボタンを押します(1秒ごとにコマ切れになった音声サンプルが抽出されます)。


2.認識させたい音声の入力

   次に,認識させたい音声データを入力し,サンプルを抽出します。認識させたい音声データは「8秒以上」必要となっており,デフォルトでは「2秒間録画する」ことになっているので,4回繰り返して録音します。
   2秒間の録音で2つの音声サンプルが抽出されるので,1秒ごとに認識させたい音声を発声して録音します(2秒間の録音で2回発声する)。認識させたい音声が複数ある場合は,「クラスを追加」ボタンを押して,同様の作業を繰り返します。

※「Class2」という名前は変更することができるので,認識させたい音声を名前として付けておくと分かりやすいと思います。

3.モデルをトレーニングする

   上記の音声サンプルが収集し終わったら,「モデルをトレーニングする」ボタンを押して,認識させたい音声を学習させます。


4.モデルをエクスポートする

   トレーニングが終わると,プレビューで認識結果を確認できます。「モデルをエクスポートする」ボタンを押すと画面が切り替わるので,「モデルをアップロード」ボタンを押して,表示されたリンク(URL)をコピーします。


5.TM2Scratchで利用する

   AI拡張機能(TM2Scratch)を搭載した特別なScratchを開き,「TM2Scratch」の拡張機能を追加して,「音声分類モデルURL」に先ほどコピーしたURLを貼り付けて使用します。
   ちなみに,micro:bitと接続するには,micro:bit拡張機能を使用します。事前に「Scratch Link」をパソコンにインストールしておき,「Scratch micro:bit HEX」ファイルをmicro:bitへ書き込みます。詳しくは,こちらのページをご覧ください。

   実際に体験したい方は,下記よりプロジェクトデータをダウンロードして, AI拡張機能(TM2Scratch)を搭載した特別なScratchから読み込んでください(マイクへのアクセスを許可する必要があります)。「音声分類モデルURL」のブロックをクリックすると,数秒間黄色い枠が表示され,学習モデルが機能するようになります。micro:bitと連動させる方は,接続を忘れないように注意してください。

Scratchのみはこちら      Scratch+micro:bitはこちら



2020年8月4日火曜日

Scratch + Teachable MachineでAIプログラミング

   「Teachable Machine」とは ,Googleが提供する画像認識や音声認識などのAI(機械学習モデル)を作れるプラットフォームです。WEBカメラの付いたパソコンがあれば,誰でも簡単に画像認識の機械学習モデルを作成することができる優れもの!みらプロ2020で紹介されている総合的な学習「AIとプログラミングで,身近な課題を解決しよう」でも使われていますが,7月に日本語化されたので,簡単なプログラムを組んで試してみました。


   「Teachable Machine」の使い方は,とっても簡単!コンピューターに認識させたいサンプルの画像や音声を収集し,収集したデータから学習モデルを作り出し,サイトやアプリにモデルをエクスポートして利用します。今回は,画像認識モデルを作成し,Scratchで利用してみます。

使い方は,次の動画でわかりやすく説明されています。

   「Teachable Machine」で作成した学習モデルは,AI拡張機能(TM2Scratch)を搭載した特別なScratchで利用する必要があります。実際に体験してみたいという方のために,「手をあげると,画面内に表示されている電球がつく」という簡単なプログラムを作ってみましたのでお試しください。

1.プロジェクトデータをこちらからダウンロード。
2.上記のAI拡張機能を搭載したScratchからプロジェクトを読み込む。
3.「画像分類モデルURL」のブロックをクリックする。
      ※数秒間黄色い枠が表示され,学習モデルが機能するようになります。
4.手を上げ下げして,電球のON/OFFを確かめる。
      ※カメラへの映り込みがあると,うまく動きませんでした…。
         背景には,何もない方が認識精度が高まるようです。

   下の動画では,micro:bitとも連携させています。工夫次第で「総合的な学習の時間」や「C分類」の学習でもいろいろと活用できそうですね。


2020年6月28日日曜日

Chromebook学習会

   6月27日(土),附属函館中学校にて「Chromebook学習会」を開催しました。
   GIGAスクール構想の前倒しによって「1人1台端末」が実現されようとしていますが,使用端末には,WindowsやiPadの他に「Chromebook」が選定候補に挙げられています。
   そこで,平成29年度から先駆的にChromebookによるBYOD環境を整え,授業実践を行っている附属函館中学校の金子智和教諭の協力のもと,Chromebook学習会を開催しました。
   学習会には,小中高の3校種から会員を中心とするメンバーが集まり,Chromebookと「G suite for education」の活用について学習しました。
   金子教諭からは,「Classroom」を使った共同編集による資料作成,「Jamboard」での対話型キャンバスによる共同作業,「Google Meet」でのビデオ通話など,これまでの附属函館中学校での実践紹介を交えながら,レクチャーしていただきました。
   コロナウイルスの影響で活動が制限されている中でしたが,Chromebookの活用法について学ぶことができました。
全員マスクを着用し,換気をしながら「蜜」を避けての学習会
学習会後には,全員で消毒作業を行いました。


2020年5月4日月曜日

オンライン授業における「Zoom」の設定

   「緊急事態宣言」が5月末まで延長されました…。学校は,地域の感染状況に応じて段階的に再開されるようですが,「特定警戒都道府県」である北海道の休校措置は,いつまで続くのでしょうか…。このような現状を打開すべく,文科省では「ICTの積極的活用」を推奨しています。

「新型コロナウイルスによる緊急事態宣言を受けた
家庭での学習や校務継続のためのICTの積極的活用について」(令和2年4月23日付)

上記通知の中に,以下のような記載があります。

「オンライン会議システム等の活用のための情報セキュリティ」(抜粋)
   家庭でのICT活用を進めるにあたっては,オンライン会議システムなど一般にテレワークで用いられている各種ツールも積極的に活用して,教員による講義・説明の配信、課題の確認,児童生徒の健康観察や児童生徒同士の交流などを行うことも効果的です。使用の際には,参加者を限定する,最新のバージョンを利用するなど,セキュリティの確保に留意することが重要です。

   「オンライン会議システム」については,前回紹介したところですが,その後もFacebookによる「Messenger Rooms」の提供やGoogleのGoogle Meetの無償化が発表されるなど,次々と新たなサービスが提供されようとしています。
   今回は,上記通知に基づき「Zoom」を使った「最新バージョンの利用方法」「参加者を限定する設定」について,まとめておきたいと思います。

   セキュリティ面での問題が指摘されていた「Zoom」ですが,バージョンアップを繰り返し,セキュリティの向上が図られています。使用法や場面によって設定は異なると思いますが,一例として以下に挙げておきます。

【最新バージョンの利用】
   「Zoom」の現在の最新バージョンは「5.0.1」となっています(5/4現在)。セキュリティ向上のためにも,最新バージョンを使用するようにしましょう。

<アップデートの方法>
   初めてZoomを使用する場合には,最新バージョンがダウンロードされますが,すでにZoomアプリを使用している場合は,アップデートを行いましょう。
   1.Zoomアプリを起動させ,右上のプロフィールアイコンをクリックします。
   2.「アップデートを確認」を選択します。

注意!
偽サイトからのダウンロードによるトラブルが報告されています。
公式サイト(zoom.us)からダウンロードしてください。


【参加者限定などの主な設定】
   設定を行うには,Zoomの公式サイトからサインインし,画面左に表示される「設定」をクリックして,設定画面を開きます。

・参加者ビデオ【OFF
音声のみ(ビデオOFF)で参加したい子への配慮が必要です。

・ホストの前の参加【OFF
参加者を管理するためにOFF設定(「待機室」をONに設定)

・Enable Personal Meeting ID【OFF
個人ミーティングIDは,主催者(ホスト)固有のIDです。ミーティングの都度生成されるミーティングIDを使用することで,セキュリティを高めることができます。

・新しいミーティングをスケジューリングする際にパスワードが求められます【ON
・インスタントミーティングに対してパスワードが求められます【ON
セキュリティ向上のため,パスワードを設定しましょう。

・ワンクリックで参加できるように,ミーティングリンクにパスワードを埋め込みます【OFF
URLをクリックするだけでミーティングに参加できる便利な機能ですが,
URLを知っている人ならだれでも参加可能になってしまうのでOFF設定

・プライベートチャット【OFF
全体での交流を図るため,個別でのメッセージ送信はOFF設定

・ファイル送信【OFF
不要なファイル送信や誤送信防止のためOFF設定

・ミーティング管理ツールバーを常に表示する【ON
「セキュリティメニュー」などの管理ボタンへ簡単にアクセスできます。

・画面共有【ホストのみ
使い方にもよりますが,初めは「ホストのみ」の設定がよいと思います。

・待機室【ON
待機室をONにすることで,出席者を個別承認して参加させることができます。
予期せぬ参加者の乱入防止のためにも待機室は有効設定にしておきましょう。


   上記設定の他にも,状況に応じて管理ツールバーに表示される「セキュリティメニュー」を使って,ミーティングをロックしたり,画面共有・チャット・名前の変更をコントロールしたりすることもできます。

【参考】 Zoomミーティングを安全に実施するための10の⽅法