8月1日(火)に令和5年度北海道地方放送教育研究協議会夏季特別研修会が「NHK
for Schoolの基礎的・効果的な活用の仕方を学ぼう」というテーマで,士幌町立士幌小学
校にて開催されました。
附属函館小学校 鎌田先生 |
道南情報教育研究会ネットワークから,宮森代表(函館市立銭亀沢小学校長)と鎌田研究部長(北海道教育大学附属函館小教諭)が参加しました。
研修①では,「NHK for Schoolの基礎セミナー~テレビ番組の活用術~」として,4名
の先生方から放送番組活用についての実践紹介がありました。教師が事前に番組視聴や指
導案等閲覧をして,通しや部分視聴を判断したり,子供たち一斉か個別視聴か選択したり
することができることもおすすめしていました。授業での視聴に関しても,子供の表情や
つぶやきに着目し,事前・事後の声がけを大切にするということを学びました。
研修②は「幼保・中より2実践の紹介」として,
(1)東月寒にれこども園 戸嶋先生から,園のデジタル環境や放送活用の実際についてお
話がありました。その後,年長園児の保護者参観時に取り組んだ,『キキとカンリ
』「つうがくろのぼうはん」を活用した小学校進学も意識した防犯教育の実践につい
て説明をいただきました。
(2)札幌市立常盤中学校 吉田先生から,小中一貫の理科専科指導について,お話をいた
だきました。ご自身の経験をもとに,小学校では『ふしぎがいっぱい』『ふしぎ情報
局』をもとにした問題提起や情報収集,+αのまとめ,中学校では『考えるカラス
』『大科学実験』をもとにした検索,思考,応用といった放送活用の実践について説
明がありました。
研修③は「NHK for Schoolを活用した授業づくりワークショップ」でした。放送番組ご
とにグループに分かれて,どのようなタイミングや方法で活用できるか考えました。十勝
や札幌市をはじめ,全道の先生方と一緒に,放送活用や端末等の活用について,語り合い
ました。
1日を通して,たくさんの学びと刺激をもらうことができた研修の機会となりました。
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